出張火葬ではなく、猫に関する個別相談がありました。

こんにちは、虹の橋です。

 

私は尼崎で20年以上前から、保護猫活動をしています。

今は尼崎にある動物愛護ボランティア団体で理事をさせて頂いています。

 

今の地域に長く暮らしているので、知り合いや猫仲間も多くなり、私が猫キチな事も町内では有名？です(笑)

 

先日、町内の猫仲間から連絡があり、「夜間に餌やりをしている散歩仲間が、首輪をした猫が現れた！時々しか来ないけど、捨てられた猫だと思う。首輪がキツそうでかわいそうだから捕獲をして首輪を外して、オペもして欲しい。立ち合いますので。」と言っているから対応をお願いしたいと。

 

キツイ首輪をしていると聞いたら放ってはおけません。

 

周辺の情報収集で、その猫はSさんの家の子ではないか？との話が。でも家は知らないと。

 

今のご時世、しかも尼崎で家外飼いをしている？

田舎の都会である尼崎は、行政も終生屋内飼育を呼びかけています。

 

その猫の捕獲は可能ですが、もしも飼い猫だった場合、勝手にオペをし、尼崎の助成金の申請に必要な“耳カット”を施してしまえば大きな問題になります。

 

飼い猫かも？の情報に、どうするか困りましたが、キツい首輪をしていることが可哀想で気にかかり、

Sさんの自宅を探すことにしました。

 

餌やり場からそう遠くはないだろうと考え、地域のセンターに行き、周辺地図からSさんの自宅を探そうと行政機関に行きました。

 

地図を閲覧させてもらい....見つけました！Sさんの自宅！！

 

なんと、餌やり場の真横の家でした。

 

そのまま向かい、ピンポーン♫

 

応答があり、猫ちゃんのことで...と話すと門まで行きます、と出てきてくれました。

 

突然の訪問をお詫びし、ことのいきさつを説明したところ、「その首輪の猫はうちの子です。今は中で寝ています。でも夜間に外へ散歩に出てしまうんです。」と。

 

元は外猫だったその猫ちゃんを、保護してくれた方でした。

 

Sさんは勿論猫好きな方で、今回の事を「気にかけて、心配してくれる方がいてくれるのはとても嬉しいです。優しい方がおられて本当に嬉しいです。」と、私にもありがとうございます。と言って下さいました。

 

結果、その猫ちゃんは女の子で、避妊のオペをしており、懸念だった首輪もキツイのではなく、ふくよかに肥えていて、キツく見えていただけでした(笑)、

 

その後、餌やりの相談者にTELで報告。

まー、喜んでくれました。

 

「そういう事情なので、これからも見守りをお願いします。」と伝え、一件落着でした。

 

(勇み足で捕獲しなくてよかったー。と、マジで思いました。₎

 

 

尼崎をはじめ、どの地域でも不幸な猫ちゃんがいなくなりますように。