保護猫活動仲間から個別火葬の依頼です。

こんにちは、虹の橋です。

 

今日も良いお天気で暑かったー。　扇風機はいつしまえるのか...

 

 

 

今日も電話が鳴りました。

 

見ると、猫活仲間の大先輩からです。

長く活動をしておられ、知識も経験も豊富な素晴らしい方で、猫のために日々、奔走されています。

 

そんな先輩はもちろん餌やりさんです。

 

外猫ちゃんが排除されないように、毎日公園を掃除して、花を植え、管理に努めている事が、尼崎の機関の目に留まり、団体から表彰もされています。

 

その公園には餌やりをしている猫ちゃんが数匹いるのですが、一年半前に突然いなくなった猫が見つかった！！　と。

 

ですが、残念ながら亡くなっていて、しかもかなりの時間が経っている状態だけど、火葬を頼みたいとのお話でした。

 

先輩の自宅に行き、詳しく話を聞いてみると、公園清掃中に何か気になり、普段は立ち入らない収納小屋に近づくと、見覚えのある毛柄が見え、え⁈　と驚き、駆け寄ると、一年半前に突然いなくなったあの猫ちゃん、パン君だったと。

一年半前にいなくなったのに、ここにいた。ということは、一年半前から今までこの公園にいたことになる、と。

 

???　よく理解できていない私が思ったのは、(猫ちゃんの状態はどうなっている?)でした。

 

戸惑っている私に、先輩が続けます。

「亡くなったのはたぶん一年半前。だけど不思議なことに全く腐敗はしていない。恐らく、収納小屋の周りに置かれた虫除けの薬剤や乾燥剤のせいで虫もつかずきれいな状態でいたと思う。見つけれて良かった。」と。

確かに身体中の水分はすべて抜けていて、乾燥された状態なので体重もほぼありませんでした。

 

そのまま自宅に連れ帰り、お風呂に入れてきれいにしてあげたそうです。

一晩自宅に寝かせて、翌日私に託されました。

 

火葬のあと、お骨上げをしながら、「パン君、一年半前と今までの間に何があったのかは分からないけど、帰って来てくれてありがとうね。」と話しかけました。

 

先輩は、「残念なことではあるけど、ホッ、とした。ずっと気掛かりだったから、見つけられて良かった。私に見つけて欲しかったのかな。」と話されました。

 

火葬後、骨壺と骨袋に納めて返骨させて頂いたパン君は大切に抱っこされて、先輩の自宅に帰りました。

 

先輩、この度も大変お疲れ様でした。

いつも活動ありがとうございます。