出張個別火葬の依頼者さんが仔猫を保護しました。

こんにちは、虹の橋です。

 

所々でキンモクセイの香りが漂い、秋を感じますね。

 

 

 

先日、以前にペット火葬のご依頼を頂いた方から連絡がありました。

 

「家の前で仔猫が鳴いていたので捕まえてしまいました。ですが、私の年齢ではもう仔猫を飼うことはできないので相談に乗って頂けませんか？」とのお話です。

 

まず、仔猫を保護してくれたお礼を伝え、譲渡に向けての準備をする事にしました。

 

仔猫をシェルターに入れるために、ノミ取り駆虫、ウイルス検査、ワクチン等の初期医療をお願いしました。

快く承諾頂いた事に感謝です。

 

その後、動物病院でシェルタースタッフが仔猫を受け取り、晴れてシェルターの仲間入りです。

 

名前はゴエモン。(私がつけました)

 

譲渡条件である8週齢をちょっと過ぎていたため、早速、譲渡会への参加が決まりました。

 

先日開催された、尼崎にあるホームセンターで譲渡会デビューです。

 

土日は来場者が多いので、たくさんの人にゴエモン、可愛いアピール♡♡♡

 

なんと！　デビュー初日にお声がかかりました。先住猫ちゃんがいるお宅です。

 

面談後、数日の審査を経てトライアルが決まりました。

 

トライアル期間の2週間が過ぎて、先方さんはゴエモンの正式譲渡を希望され、再度、尼崎の譲渡会場に来てくださいました。

 

里親さん、先住猫さん、ゴエモンを家族に迎えてくれてありがとうございます。

 

 

ウキウキで、ゴエモンの保護主さんに正式譲渡になった事を幸せ写メと共にご報告！

 

保護主さんは「その後、何も連絡がなかったので気になっていました。ありがとうございます。幸せそうな写メを見て涙が出ます。」と仰ってくれました。

 

が、私は失敗をしてしまいました。

保護主さんに心配をかけていたんです。

 

シェルターの猫たちがトライアルに行く事はスタッフからすれば普通にある事です。

 

ですが、

 

先住猫との相性が悪い…

急な転勤で…

別の譲渡会で決まった…

自身で保護した…

子供にアレルギーが出た…

 

等、様々な理由でトライアル中にキャンセルになる事があります。

 

私たちスタッフには普通の事でも、保護主さんからすると、トライアル中にキャンセルになれば要らぬ心配をかけてしまうと思い、ゴエモンは幸せキップを掴んでからのご報告を、と思ってしまいました。

 

反省です。

 

その説明もさせて頂き、保護主さんには改めて安心をして頂きました。

 

ゴエモン、保護主さんに助けてもらって幸せキップを掴めて良かったね。

譲渡会、頑張ったね。偉かったよ。

 

ゴエモンの保護主さん、ゴエモンを保護してくれてありがとうございました。

 

ゴエモンの里親さん、ゴエモンを末長く、どうぞよろしくお願い致します。