ワンコちゃんの個別火葬、大切に見送りました。

こんにちは、虹の橋です。

 

先週末の土日も寒くなりましたね。

 

 

雨が止んだ土曜日は、ペット火葬でした。

 

依頼者は保護猫シェルターのスタッフです。

 

私は猫専門のペット火葬をしていますが、今回の依頼はワンコちゃんでした。

 

友達や知り合いから頼まれた時だけ、ワンコちゃんを火葬することがあります。

 

 

今回のペット火葬のワンコちゃんは、私も良く知っているオスのワンコちゃんで、飼い主であるスタッフとも仲が良いので、お家に遊びに行くと、このワンコちゃんが出迎えてくれました。

 

古くから知っているこのワンコちゃんの年齢は、なんと、16歳6ヶ月でした。

 

おりこうさんなワンコちゃんで、私はこれまで一度も吠えたところを見たことがありません。

 

そして、この年齢に到達するまでには、何度も何度も命の危機がありました。

 

何度も、危ない、もうダメかも知れない、と言われる度に、このワンコちゃんは見事に復活を果たしてきました。

 

１回、2回、３回どころではありません。

 

4回、５回どころでもありません。

 

最初にもう危ないと言われてから、数年と言う、脅威的な年数の寿命を延ばしたのです。

 

これには、勿論家族の献身的なお世話や、協力病院のお力添え、職場の理解など、様々な背景がありますが、一番の要因はワンコちゃんの頑張りだと思います。

 

おりこうさんだったこのワンコちゃんは家族のために頑張ったのだと思います。

 

ペットは家族です。

 

お母さんを、お兄ちゃんを、悲しませたくなかったこのワンコちゃんは、本当に力の限り頑張りました。

 

 

私の妹もこのワンコちゃんをよく知っているので、亡くなってしまった事を伝えました。

 

やはり妹も「ほんまに良く頑張ったよね。すごいわ。」と。

 

火葬当日に、お花を持ってワンコちゃんに会いに来て、一緒に火葬に立ち合いました。

 

飼い主のお友達親子さんも、神戸から駆け付けてくれました。

 

みんなに愛されたワンコちゃんは、たくさんのお花に包まれて、お空にいきました。

 

 

「ありがとうね。」

 

やはりこの言葉になります。

 

頑張ってくれた事も勿論ですが、共に暮らし、たくさんの大きな幸せをくれた存在です。

 

やはり、「ありがとう。」　です。

 

 

みんなでお骨上げをしました。

 

おりこうさんだったワンコちゃん、どうぞ安らかに眠ってください。