TNRのリターンと、猫の個別相談、猫さんが見つからず心配です。

こんばんは、虹の橋です。

 

昨夜からの雨も上がりましたが、尼崎は気温の低い朝でした。

 

 

避妊のオペが終わったTNRの猫さん、昨日の夕方に病院へお迎えに行ってきました。

 

脚の状態も診てもらいましたが、やはり生まれつきではなく、切断の状態のようです。

 

飛節というあたりから先が欠損した状態で、幸い特別な治療はしなくても大丈夫だったようで、洗浄消毒と抗生剤の塗布をしてもらい、追加の費用はありませんでした。本当にいい病院です。

 

ありがとうございました。

 

この猫さん、いつ放そうか悩みましたが、雨だし、気温も低いため、この日はウチで一晩、お泊まりしてもらいましょう。

 

外猫さんは人慣れしていない場合が多いので、お世話には気を使います。

 

捕獲器の中に、チュールをかけたご飯を慎重に入れました。

 

シャーッ！！　ウー！！　と言う猫さんもいますが、昨日の猫さんは、うんともすんとも言いません。

 

最後まで、ニャー、とも一言も言いませんでした。

 

夜中にコッソリ様子を見に行くと、ご飯を完食しています。

 

良かった。

 

捕獲器の下に、あったか電気マットを敷いていたので、気持ち良かったのか、満足そうにしています。

 

朝ご飯を食べたら帰ろうね。

 

 

量が多かったのか、朝ご飯を半分ほど残していたので、そろそろ放そう。

 

捕獲をした場所に運んで、餌やりさんに立ち合いをしてもらい放しましたが、３本脚とは思えないほど元気に走って行きました。

 

 

 

その後に保護猫シェルターに行って来ました。

 

シェルターの代表を訪ねて女性の方が来られ、瘦せた外猫さんの相談をされていました。

 

その猫さん、最近は姿を現さなくなっているようで、心配な案件です。

 

話を聞いている時に、代表に電話がかかってきました。

 

相手はシェルターを卒業した猫ちゃんの里親さんです。

 

「家の敷地内に顔面にケガをした猫がいます。」

 

との内容です。

 

状況が分からないので、ビデオ通話にしてもらい、その猫さんの顔を確認しました。

 

顔の左半分に結構なケガをしています。

 

広範囲に血が広がっており、かなり痛々しい状態。

 

その里親さんに捕獲をお願いしてみましたが、怖くて無理です、と。

 

そりゃあそうですよね。

 

尼崎市内だったので、今から行きます、とキャリーやネットの準備をして、私と代表で現地に向かいました。

 

ところがその猫さん、里親さんがちょっと目を離した隙にいなくなってしまったそうで、到着したときには姿がありませんでした。

 

代表と辺りを探しましたが、見つかりません。

 

詳しく話を聞いてみると、時々お庭に日向ぼっこをしに来る猫さんなんだそうです。

 

餌やりはしていないのですが、このお庭はフカフカの芝生で覆われていて、人間でも寝転がりたくなるような綺麗なお庭です。

 

猫さんにお昼寝の場所を提供してくれていて、まーるく猫の形に凹んでいる箇所がいくつかありました。

 

ケガをしているけど、周りを探しても見つからないということは、瀕死の状態ではないのだろうと判断して、またお庭に出て来たら知らせて下さい、とお願いし、撤収しました。

 

夜間は冷え込みます。こちらも心配な案件になりました。

 

 

保護活動や譲渡活動もなかなか大変だけど、地域猫活動も大変だなぁ.....。