虹の橋

保護猫シェルターの看板猫、営業部長の宝珠くんが自宅に帰って来ました。

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保護猫シェルターの看板猫、営業部長の宝珠くんが自宅に帰って来ました。

保護猫シェルターの看板猫、営業部長の宝珠くんが自宅に帰って来ました。

2024/02/19

こんばんは、虹の橋です。

 

今日の尼崎は朝から雨でした。

 

明日からもしばらく雨が続く予報です。

 

 

 

今日は朝から町内会の会議がありました。

 

月に一度、出席していますが、会議って長くなりますよね。

 

いつも予定時間を超えるんです。

 

今日は午前中までに動物病院にうちの子のお薬を貰いに行かないといけなかったので、中々終わらない会議にハラハラしました。

 

何とかギリギリに病院に行ったら偶然、保護猫シェルターの代表が猫を連れて診察に来ていました。

 

今日は2匹を連れています。

 

待合室にいた同行のスタッフに聞くと、1匹は耳にしこりがあるとの事で、心配な話です。

 

もう1匹は定期通院の猫ちゃんです。

 

この猫ちゃんの名前は「宝珠」君。「ほうじゅ」と読みますが、みんなからは、ほうちゃんと呼ばれています。

 

このほうちゃんは、数年前に経営破綻した猫カフェからやって来ました。

 

当時は保護猫ふみふみも、保護猫カフェとして運営されていました。

 

 

この、ほうちゃんはお利口さんで穏やかで大人しく、とても可愛い男の子です。

 

誰にでも愛想が良い猫はわりといますが、ほうちゃんは愛想だけではなく、膝乗り猫で、乗って来るタイミングもピカイチなのです。

 

猫カフェに遊びに来てくれるお客さんをいつも虜にしていました。

 

当時からお客さんが多かった理由は、ほうちゃんの貢献度がかなり高いでしょう。

 

ほうちゃんは、仕事ができる営業部長の肩書を持っていました。(笑)

 

 

そんなほうちゃん、少し前から元気がない...? ような...?

 

検査に行きました。

 

その結果、多くの猫さんと飼い主を悩ませる、腎不全であることが分かりました。

 

可愛いほうちゃんですが、実はもうお爺ちゃんの年齢です。

 

高齢猫の腎不全は仕方のない事なのかも知れません。

 

 

ですが、ほうちゃんのために出来ることをします。

 

ほうちゃんは、入院をして治療を受けることになりました。

 

慣れない病院での持続点滴を毎日頑張りました。

 

 

ほうちゃんがいないシェルターはやっぱり何だか寂しいですね。

 

そして長い入院を経て、ほうちゃんの退院が決まりました。

 

スタッフみんなが嬉しいです。

 

 

「ほうちゃん、おかえり。」

 

 

瘦せた姿に胸が痛みましたが、ほうちゃんは帰って来てくれました。

 

退院できても毎日の点滴と栄養補給は欠かせないので、代表とスタッフが代わる代わるフォローをしながらほうちゃんのために出来ることをします。

 

仕事で疲れていても、急ぎの用事があっても、みんな時間を作ってほうちゃんを気にかけてくれています。

 

みんなに愛されているほうちゃん。

 

みんなあなたにどれだけ癒しをもらったか、どれだけ笑顔をもらったか、どれだけ元気をもらったか。

 

 

まだまだ虹の橋を渡らせたくないよ。

 

ほうちゃん、まだまだお世話をさせてね。

 

まだまだ一緒にいたいよ。

 

 

 

 

一緒に来ていたもう1匹の猫ちゃんの心配だったシコリは全く問題のないものでした。

 

ケイちゃん、良かったね。

 

代表もスタッフも一安心です。

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虹の橋
兵庫県尼崎市瓦宮
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