出張火葬と猫活動仲間からの個別相談がありました。

こんばんは、虹の橋です。

 

尼崎は天気予報通り、３日連続の雨です。

 

しかもこの３日間、ペット火葬がありました。

 

今日は特にタイミングが悪く、猫さんをお迎えに行った際に雨がザバザバ振り出して慌てました。

 

猫さんが濡れなくて良かった。

 

昨日も一昨日もその前の日も雨だったので、飼い主さんに承諾をもらい、猫さんのお家から少し移動をして、雨が一切かからない場所で火葬をさせて頂きました。

 

みんな可愛いお顔をした猫さんで、それぞれの猫さんのお話を色々と聞かせて頂きました。

 

で、また泣きそうになりました。　ダメですね😣

 

猫さん達を大切に、大切に、送らせて頂きました。

 

ご家族の方にとてもとても愛された猫さん達、どうぞ安らかに眠って下さい。

 

 

 

今日の夕方、ペット火葬の準備をしている時に保護猫シェルターの代表から電話がありました。

 

内容は、TNRの相談でしたが、その相談者は私が住む地域の猫活動仲間で、以前に保護猫ふみふみにも案内をしていたので代表も知っています。

 

？？？

 

話をしてみると、私が忙しいであろうと思って、自分で保護猫シェルターの代表にお願いに来ましたとの事でした。

 

若い彼女ですが、義理堅く、しっかりとしていて、何よりも猫愛が半端ない人なのです。

 

 

TNRをしたいとの話で、２匹の猫さんの状況を詳しく聞くと、今日にでも捕獲をしたい、急ぎたい案件でした。

 

ですが、捕獲をするには情報が乏しい事、このあとにペット火葬が入っている事、雨が降っているので猫さんが現れない可能性が高い事などから、体制を整えてからの捕獲になります。

 

早期に解決をしたいと思います。

 

 

 

電話を終えて、ペット火葬をして、猫さんはお家に帰りました。

 

この猫さんは腎臓を患っていて、ご家族の方は治療の選択を迫られていたそうです。

 

ですが、どんな治療を選択しても正解はないのだと思います。

 

あるのは飼い主さんの愛情だけだと思います。

 

その子にとって、一番良いと思える事しかしたくないのに、それが何なのかが分からない。

 

どうしてあげれば良いのかが分からないのです。

 

 

でも私は、飼い主さんのその思いが猫さん達に届いていると思います。

 

何よりも猫さんを亡くしたくない、でも猫さんを苦しめたくはない、飼い主さんは常にその思いで、どうすれば良いのかグルグルグルグル迷い、悩み、そしてその子にとって最善である事を選択したいと思っているのです。

 

大切なその子を思って選択する事には間違いはない。

 

ああすれば良かったのではないか、こうすれば良かったのではないかと、皆さんが思う事です。

 

でも違います。

 

愛していた事実です。亡くしたくなかった事実です。

 

猫さん達はその愛情を分かって天国に旅立つ、と、私は思います。