自宅の猫、パールが看取りに入りましたが、パールは頑張っています。
2024/03/06
こんばんは、虹の橋です。
昨日の雨も上がり、今日の尼崎は暖かい朝でした。
暖かく、お天気の良い日は気分も良いのですが、ここ数日は気分が落ち込んでいます。
自宅で飼っている猫が看取りに入りました。
この猫の名前は「パール」。 15歳になる女の子です。
先日の杉本彩さんのイベントの日から、立ち上がる事が出来なくなりました。
パールは2年程前から点滴の治療を受けており、週に2日、病院に通っていました。
ですがそれは、重篤なものではなく、腎臓にかかる負担を軽減させるためのもので、治療と言うよりは、予防措置的なものでした。
現にパールは、毎日元気でご機嫌も良く、とにかく食欲旺盛、ウチの中では断トツに食い意地の張ったニャンコです。
それが、1年前くらいから、ちょっと調子が悪い?ような感じがしたので、検査を受けました。
その結果、腫瘍があることが分かりました。
ショックでしたが年齢を考えてオペはせずに、院長先生と相談をしながら治療を始めたのですが、みんなの心配をよそに、パールは元気で相変わらず毎日ご飯のおかわりをしていました。
そんなある日、パールの呼吸の仕方がおかしいな?と思い、念のため病院に行きました。
パールを診察してくれた副院長先生の顔つきが険しくなりましたが、私は、「朝もご飯をしっかり食べて、撫でるとゴロゴロ言うのでそんなに大したことではなく、軽い風邪で鼻が詰まっているのかな、と思うのですが..」と伝えましたが、副院長先生は、「レントゲンを撮らせて下さい!!」と言いました。
現像されたレントゲン写真を見ると、かなりの量の胸水が溜まっていることが分かりました。
「パールちゃんは今とても苦しい状態です! 今すぐに胸水を抜かないと命にかかわります!!」
「すぐに抜いてください! お願いします!!」
診察室内がバタバタとし、酸素ボンベが運ばれて、看護師さんたちがパールの元に集まります。
受付には
「緊急処置中のため、只今受付できません。」という提示がされました。
驚いた私は、何が何だか分からずに、ただただパールに、ごめん、ごめん、気付いてあげれなくてごめん、と思うことしかできませんでした。
抜いてもらった胸水は200mlを越えており、血で真っ赤でした。
こんな状態で何故パールはご飯を食べてゴロゴロ言っていたのか?
それからは、怖い思いをした私も敏感になり、パールの様子に気付くようになりました。
5日ごとに溜まる胸水をその都度、抜いてもらいましたが、とうとう2日で溜まるようになりました。
去年の、暑い暑い8月中旬の事でした。
それでもパールは多少の胸水が溜まっていても良くご飯を食べるのです。
私は先生に聞きました。
「パールは年内、今年いっぱいは持ちますか?」
先生は驚いた表情で、
「いえいえ、いやいやいや、無理です。年内どころか今月いっぱい、持っても9月いっぱいの状態です。」と。
勿論この状態なので、期待はできないと思っていましたが、まさか今月とは、と、天を仰ぐ思いでした。
ですが、パールは8月、9月どころか、年越しで一緒に新年を迎え、1月、2月を普通に過ごし、先週の土日まではちゃんとトイレに行き、ご飯もしっかりと食べていました。
優しく、穏やかな性格のパールは、お腹が空いていても、朝寝坊する私を起こす事もせず、私が起きるまで辛抱強く待つ、本当に優しいお利口さんな子です。
そんなパールは今、立ち上がる事もできず、自らご飯を食べることもありません。
少量の強制給仕をしていますが、これはパールが望んでいる事なのか、あんなに好きだったご飯を無理やり食べさせられる事は苦痛なのか、もう食べたくないのか食べたいのか、どうしてあげれば良いのか分かりません。
ただ、余命を延ばしに延ばし、たくさんご飯を食べてくれたことは嬉しかったよ。
先生や看護師さん達も喜んでくれて、パールの事を褒めてくれたね。
パールはまだ15歳。
まだまだ一緒にいたいよ。
パールが辛いのであれば、本望じゃないけど、
可愛い可愛いパール、まだまだお世話をさせてね。
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虹の橋
兵庫県尼崎市瓦宮
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