保護猫シェルターの愛美ちゃん、腫瘍破裂でシェルター代表は大パニック！！

こんにちは、虹の橋です。

 

今日の尼崎は20℃超えの暖かさ、少し歩くと汗が出るほどでした。

 

この暖かさは仔猫ちゃんシーズンの到来を意味します　(^_^;)

 

 

 

 

前回のブログの愛美ちゃん、その後のお話です。

 

 

保護猫シェルターのグループラインに代表からのSOS、直ぐにラインに気付いた私が対応できました。

 

腫瘍を食いちぎって破裂したとの話なので、これは緊急事態です。

 

 

が、私の自宅から「保護猫ふみふみ」までは距離があり、車で30分近くかかるのです。

 

そして、愛美ちゃんの病院は私の家からすぐ近く。

 

早急な処置が必要なのに、夕方の渋滞が始まる時間帯で、移動の時間を考えると私が向かうのはかなり非効率だと思いました。

 

代表に「保護猫ふみふみ」からタクシーに乗って来る事を提案しました。

 

それなら半分の時間で病院に到着できる事、帰りは私が送って行けるから、と。

 

 

ですが代表は、タクシーで渋滞だと１万円近くかかると思う。高すぎる。と難色を示しています。

 

確かに緊急事態なのですが、シェルターには余分なお金は一切ありません。

 

このあとの愛美ちゃんの病院代もどれだけの費用がかかるのか想像もつかないので、代表の言う事も納得できます。

 

代表は、バスで行くと言いました。

 

（安い運賃で行けるけど、渋滞で時間がかかり過ぎる。今の愛美ちゃんの状態でそれはない)

 

グルグルグルグル考えを巡らせて、閃きました。

 

幸い、「保護猫ふみふみ」は駅の近くにあります。

 

「愛美ちゃんと電車に乗って、渋滞から免れる駅まで来て！　その駅に迎えに行くから！」

 

「分かった！」と、代表は愛美ちゃんを連れて駅に向かいます。

 

 

代表とやり取りをしている間にも、他のスタッフからグループラインに愛美ちゃんを心配する声が入りました。

 

 

この日の「保護猫ふみふみ」はたまたま手薄で、何度か見学に来てくれた、まだ慣れていないスタッフが一人いるだけだったので、代表はその方だけに留守を任せることも気にしていました。

 

ですが、そんなことを言っていられる状態ではありません。

 

グループラインに呼びかけをして、愛美ちゃんと電車に乗ります。

 

 

待ち合わせの駅には私が先に到着し、程なく代表も到着しました。

 

結果、最短時間で、最安値で病院に着く事ができました。

 

 

 

そして病院では愛美ちゃんの状態から、順番飛ばしで診てもらえました。

 

 

順番を待っていた方々、申し訳ありません。　譲って頂きありがとうございました。

 

 

縫合や入院を覚悟していた私と代表でしたが、その必要はなく、ひとまずホッとしました。

 

必要な処置をしてもらい、病院を出て２人をシェルターに送って行きました。

 

 

 

すると、今日は来れないはずだったスタッフや、連絡がつかなかったスタッフ達がいました。

 

 

グループラインで愛美ちゃんの事を知ったスタッフ達が駆け付けてくれたのです。

 

その他のスタッフ達からもたくさんの連絡が入りました。

 

 

シェルターや猫たちのことを本当に大事に思っているスタッフ達。　

 

 

代表、有り難いですね。

 

 

 

お騒がせの愛美ちゃんですが、シェルターに帰った途端にご飯をペロッと食べ、ケロッとしていたそうです。笑

 

 

代表から、簡単には脱げない洋服を着せられた愛美ちゃんの写メが送られてきました。

 

かわいい愛美ちゃん、大事に至らなくて本当に良かったです。