猫さん専門の個別火葬車ですが、今日の出張火葬はミニ柴のワンコちゃんでした。

こんばんは、虹の橋です。

 

 

今日は夜間からのペット火葬があって帰宅が夜中になり、日付が変わってしまいました。

 

 

帰り道に雨は止んだのに、気持ちは晴れません。

 

 

その理由は...

 

 

昨日、友達から久しぶりの電話がかかってきました。

 

 

この電話の相手の彼は、保育園からの幼なじみで、もう何十年もお付き合いがある人です。

 

 

若い頃は良く一緒に飲みに行き、明るく楽しい彼は私の旦那もお気に入りの人です。

 

 

保育園からの仲なので、彼の奥さんも子供たちの事も良く知っています。

 

 

そして偶然にも、彼の奥さんと私の妹がママ友で、彼は妹ともまた、お付き合いがあります。

 

 

「縁」があるんだなぁ、と思います。

 

 

 

その彼とは時々連絡を取り合っていましたが、お互いに仕事が忙しくなったり、コロナのこともあって、前回に会ったのは２年前、彼が飲食店をオープンした時でしたが、彼の奥さんとはたまに会うことがありました。

 

 

10年以上前に彼が犬を飼い始めた時、「動物病院を紹介して欲しい」と連絡があり、ウチの猫たちのかかりつけ医を紹介しました。

 

 

「保護猫ふみふみ」の協力病院でもあるその動物病院に、私はしょっちゅう行っているので、そのワンコちゃんを連れて来院する奥さんとよく遭遇していました。

 

 

そのワンコちゃんは「豆柴」という犬種で、男の子ですがちょっと小柄の、つぶらな目をしたとても愛らしいワンコちゃんです。

 

私はこのワンコちゃんと何度も会っていますが、とても賢く、大人しいお利口さんなワンコちゃんで、ただの一度も吠えた事や鳴き声を聞いたことがありません。

 

 

本当にお利口さんで可愛らしいワンコちゃんでした。

 

 

動物病院で会うと、可愛い目で私をジッと見つめてくれて、酔っ払かって夜中にお邪魔した時には、玄関まで出てきてご挨拶をしてくれました。

 

 

本当に愛らしい、とても愛おしいワンコちゃんでした。

 

 

 

彼からかかってきた電話は、そのワンコちゃんが亡くなったというものでした。

 

 

 

私の記憶では、まだ若い年齢のはず。

 

 

でも、驚きとショックでその時は詳しい事が聞けませんでした。

 

 

 

 

 

そして今日、お迎えに行き、みんなで立ち会いをしてお見送りをしました。

 

 

目が真っ赤なのに平静を装う彼や、ワンコちゃんを可愛がっていた優しい子供さん達の涙、ワンコちゃんの最期を抱きしめて看取った奥さんは憔悴して見えました。

 

 

 

やはり辛いです。

 

 

たくさん愛されていた分、辛さも大きいです。

 

 

 

 

みんなでお骨上げをしました。

 

 

 

 

今日、たまたま妹が所用でウチに来たのですが、ワンコちゃんの訃報を知ってお供えしてほしい、とお花を届けに来ました。

 

 

少しでも癒しになってもらえないか、と思いましたが、

 

お供えのお花を奥さんは喜んでくれました。

 

 

 

亡くなった事を知らなかった妹が、たまたまウチに来た事でワンコちゃんにお花を供える事ができた事も「ご縁」があったからなのだと思います。

 

 

 

 

人も動物も、偶然も必然も、時間もタイミングも、「ご縁」あってのものなんだろうなと思います。

 

 

 

ご縁だけでなく、繋がりや想いやりを大切にしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

愛おしかった豆柴のTちゃん、みんながあなたを大切に想っているよ。

 

 

もう一度会いたかったよ。

 

 

 

可愛いTちゃん、どうぞ安らかに。