自宅近くで起きた猫の飼育崩壊、レスキューに行くとたくさんのウサギがいました。その2
2024/05/08
こんばんは、虹の橋です。
前回の続きです。
ピーター君がうちに来て半年、スーパーマーケットで人参やセロリを買うことが当たり前になってきた頃に、里親さんのお話がありました。
実は、それまでにも数回、ピーター君を引き取ってくれると言う団体からお話があったのですが、私がなかなか決断できずにいたのです。
ですが、今回のお話は、里親希望と言う方からの連絡だったので、早速繋いでもらいました。
その方とお話をさせて頂くと、若い女性で、少し前に12歳のウサギさんを看取ったと話してくれました。
ウサギの12歳は長命だそうです。
この方ならピーター君を託せると思い、お願いをする事にしました。
半年間ピーター君のお世話をしましたが、大人しいので猫よりも手がかからず、鳴く事もない、飼育費用もあまりかからないし、このままうちに居ても良かったのですが、ご飯をあげれてもきちんと抱っこもできない、何よりもうさぎに対する知識も経験もないため、ピーター君が体調不良になっても気付いてあげられないかも知れない事など、ピーター君にとってはうちにいる事は幸せな事ではないだろうという思いがありました。
その里親候補の方は明石市在住の方です。
尼崎市からはちょっと遠い場所ですが、彼女のお兄様が遠路を運転してうちまで来てくれました。
ピーター君を見た時の彼女の一言目が「わ!カワイイ!」でした。
直ぐにピーター君を抱き上げたので、私はとても驚いたのです。
私は抱っこの仕方が分からなかったので、怖くて一度も抱っこをした事がありません。
やっぱりピーター君のためにはうさぎに慣れている人に託すべきだと思いました。
彼女はとても嬉しそうにピーター君を抱っこしながら撫でています。
彼女にピーター君をお願いをする事にしました。
そして、用意してくれていたキャリーケースに入れたピーター君を大事に抱えて帰路につく彼女たちを見送りました。
ピーター君、元気でね。
その後、無事に自宅に到着した事や、ピーター君の様子を写した写メも送ってくれて、彼女のお母様からも、ご丁寧な連絡を頂きました。
良いご家族様で、私は安心する事ができました。
その後は数回ピーター君の様子を知らせて下さいましたが、正式譲渡になったので、お互いにもう何年も連絡を取ることはなくなっていました。
スーパーマーケットで人参やセロリを見たり、街中でウサギのキーホルダーを見かけると、ピーター君は今頃どうしてるかなぁと思うことはしばしばありましたね。
そして先日、その彼女から5年振りの連絡です。
丁寧なご挨拶のあと、ピーター君が亡くなり、荼毘に付した事を知らせてくれたのです。
そして、「とても楽しい5年間でした。ご縁をありがとうございました。」と、お礼まで述べてくれました。
ピーター君は保護した当時、何歳だったのか分かりません。
なので何歳で亡くなったのかも分かりませんが、大切に飼われていたであろうピーター君は、恐らく長生きをしてくれたんだと思います。
病院で爪切りをする様子の写メを送って下さり、最期は点滴を頑張ったと教えて頂きました。
お兄様のご家族様にも大変可愛がって頂いたようです。
お礼をお伝えするのはこちらの方です。
ピーター君を大事に、そしてたくさん可愛がって下さりありがとうございました。
また、私の連絡先を消去する事なく、ましてやこうしてお知らせを下さった事に心より感謝致します。
貴方様にピーター君をお願いすることができて良かったと、心の底から思います。
貴方様のご誠意とご厚意、そして誠実さに本当に心から感謝致します。
ありがとうございました。
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虹の橋
兵庫県尼崎市瓦宮
電話番号 : 090-3949-2484
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