保護猫シェルターのヤムチャ君、個別隔離されていますがどんどん回復しています。
2024/05/11
こんばんは、虹の橋です。
ここ2~3日、尼崎は肌寒い日が続きました。
出産の時期なので、赤ちゃんを産んだ外猫さんたちの事が気になります。
暖かい安全な場所で子育てができていますように。
私は最近よく「保護猫ふみふみ」に行っています。
保護猫シェルターオープンに向けての作業もありますが、心配な猫たちがいる事と、人手が足りていない日があるためです。
「保護猫ふみふみ」のスタッフたちは、年齢も、住んでる地域も、職業も、家族構成も色々で、当然シェルターのお手伝いができる時間もバラバラです。
スケジュールを共有し、みんなが助け合って、できる限りの調整をしているのですが、どうしても補えない事も出てきます。
でもみんな、各々時間を作り、頑張っています。
その頑張りが反映されたのかと思われる事があります。
先月に、FIP確定と診断された「ヤムチャ」の事です。
確定診断前後の体調の悪さや、強制給餌を全力で嫌がる姿がかわいそうで、胸が痛む日が続きましたが、薬が効いてきたのか、ある日、自らご飯を食べ始めたのです。
みんなとても驚きました。
薬の効果? たまたま?
分かりませんが、とにかくみんな嬉しくて、シェルターは湧きました。
投薬は続いていますが、その後もヤムチャの食欲は落ちることなく、普通に食べる事ができています。
日に日に明らかに目力も強くなり、しんどそうな様子はありません。
最近では、おやつの鶏肉や焼カツオをガブガブ食べて、時には自分から催促をしてくるくらいです。
食欲旺盛です。
たくさんの猫たちがいるシェルターなので、FIPのヤムチャは1匹だけで隔離をしています。
1匹だけで、ぐったりとしんどそうに横たわっているヤムチャを何度も不憫に思いましたが、今では機嫌良く動き回り、おやつ待ちをしている、信じられない姿。
一人別荘を満喫しているかのようです。
嬉しい事です。
勿論、ヤムチャが毎日の投薬を頑張っている効果なのだと思いますが、それだけではないような思いがあります。
スタッフみんながヤムチャの心配をし、回復を願っています。
そしてあまりにも劇的過ぎる回復ぶりは、スタッフの思いとみんなの互助もあるのではないかと思うのです。
みんなの願いに応えてくれ、目に見えて元気を取り戻しているヤムチャ。
まだまだFIPの治療は初旬の段階ですが、寛解に大きな期待が持てるほど、治療は順調に進んでいます。
ヤムチャ、このままもう少し頑張ろう!
次にシェルターに行く時は、ヤムチャの大好きな鶏のむね肉を持ち込みするよ。
勿論、おかわりの分もね。
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虹の橋
兵庫県尼崎市瓦宮
電話番号 : 090-3949-2484
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