虹の橋

保護猫シェルター、連日の出張火葬と脱走案件、個別相談も入り、てんてこ舞いでした。その3

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保護猫シェルター、連日の出張火葬と脱走案件、個別相談も入り、てんてこ舞いでした。その3

保護猫シェルター、連日の出張火葬と脱走案件、個別相談も入り、てんてこ舞いでした。その3

2024/05/25

こんばんは、虹の橋です。

 

 

今日も全国的に良いお天気で、尼崎も暑い一日でしたが、カラッとしていて不快感はなかったです。 (^_^)

 

人にも猫さんにも、こんな気候がいいですね。

 

 

 

 

 

 

愛美ちゃんをペット火葬で見送る日の予定が決まった頃に、保護猫シェルターからトライアルに行っていた「きつの」ちゃんがトライアル先から脱走したかも知れないとの連絡が入りました。

 

 

連絡を受けたスタッフ達がバタバタと動き出します。

 

 

 

みんなが慌てているため、情報が交錯して事の詳細が良く分かりません。

 

 

 

 

ただ、そのトライアル先のお宅は、またしても私の家から数分の所だったので直ぐに向かいました。

 

 

 

 

そのお宅には既にスタッフ達が到着しており、家の中を捜索しています。

 

 

 

このお宅は一軒家なのですが、家具や物が極端に少なくて、猫が隠れそうな場所がほぼありませんでした。

 

 

さらに、家人の説明が曖昧で、内容が良く分からないのです。

 

 

 

 

確かに脱走と聞いたのに、みんなが家の中を探しているのは何故か?

 

 

 

 

家人の話をまとめてみると、「きつのがケージの中からいなくなっていたので、家中を探したけれど見つからない。外に繋がる窓は閉まっているから外には出ていないと思う。」との話。

 

 

 

 

きつのが出ていったところを見た訳でも、窓が開いていた訳でもない。

 

だけど、探しやすい家の中なのに姿がない。

 

 

 

 

家にいたはずのもう一人の家人からも詳しい話を聞きたいのですが、体調が良くない事を理由に話を聞かせてもらうことができませんでした。

 

 

 

 

きつのは家の中にいるのか?

 

外に出てしまったのか?

 

 

 

スタッフ達は直ぐに家の周りに捕獲器を設置し、辺りを捜索しながら交代で見張ります。

 

 

外に出たとしても、きつのの性格上、遠くに行くことはないと思うのですが、翌日にもう一度、家の中を捜索させてもらい、ご近所に迷子チラシも配りましたが、全く手掛かりがありません。

 

 

 

早朝、日中、夜間、真夜中と、スタッフ達は連携を取りながら、きつのを探し回ります。

 

 

 

とにかく無事な姿、きつのの所在の確認をしたいのです。

 

 

 

 

 

見つからないきつの。

 

苛立つスタッフ達。

 

 

 

 

実は、行方不明になった日から、きつのが居たはずの部屋の押し入れから、屋根裏まで見せてもらっていました。

 

 

きつのがドアや窓から出ていないのであれば、残る行先は屋根裏しかないのです。

 

 

屋根裏に続く押し入れの上段に踏み台や脚立を置き、屋根裏を覗きます。

 

 

 

が、真っ暗な中、家の骨組みしか見えません。

 

 

私や他のスタッフ数人が、何度も何度も登り、ライトを照らして探しましたが見つかりません。

 

 

 

家の周りに仕掛けた捕獲器にも入っていません。

 

 

目撃情報もありません。

 

 

 

家の中にいるのか、外にいるのか、正確な情報をもらって、どちらかに絞りたい。

 

 

 

 

最後にもう一度だけ、家の中と屋根裏を探させてもらうことなりました。

 

 

 

 

この時には、屋根裏に入り、隅から隅までを探す事になったので、天井が抜けないように小柄で体重が軽く、そして屋根裏の構造が分かる人が入らなくてはいけません。

 

 

 

 

私は全然全く小柄ではありませんが、代表が私を狙っている気がします。

 

 

 

これはヤバい。(◎_◎;)

 

 

 

 

きつのを見つけるためなら屋根裏に入る事など何ともないのですが、もし、天井が抜け落ちたらそれはそれで大変です。

 

 

 

 

そこで私は閃きました!

 

 

 

「保護猫ふみふみ」のスタッフの中に、何でも出来て、保護猫シェルターの工事に大貢献してくれている人がいるのです。

 

 

そしてそのスタッフは、男性ですが私よりも背が低く、器用な人です。

 

 

 

 

彼に体重を聞き、より軽い方が天井に登るわ。代表にそう話し、みんながきつのの無事を願って外を探し回り、その日が来る前の、金曜日の夜間、代表から連絡が入りました。

 

 

 

 

「きつのがおってん!!!」

 

 

 

 

念の為に、屋根裏に仕掛けた捕獲器にきつのが入っていたのです。

 

 

 

きつのは脱走をしていませんでした。

 

 

 

でも何故、屋根裏に?

 

 

 

 

 

前の保護猫シェルターも古い建物だったので、猫たちが一度、夜中に天井を破り、そこから数匹が天井裏に入ってしまった事がありました。

 

 

そしてその数匹の中に、きつのも含まれていました。

 

 

 

頭の良いきつのは、そのことを覚えていたのでしょう。

 

 

そして、そのことが頭にあった代表は、屋根裏に固執していたのです。

 

 

 

 

「良かったーーーー!!!!!」

 

 

 

みんな大喜びです。

 

 

 

 

きつのはケガもなく、瘦せてもいませんでした。

 

 

 

本当に良かった。

 

 

泣いているスタッフもいました。

 

 

 

きっちゃん、良かったね。怖かったね。心細かったね。

 

 

 

 

今、きつのは「保護猫ふみふみ」で毎日ご機嫌に過ごしています。(^_^)

 

 

 

私がこの吉報を聞いた時は夜間でしたが外にいました。

 

きつの捜索の中、別の捕獲案件が入り、対応中でした。

 

 

 

 

このあと、私と代表は、外猫さんの過酷な生活を体感する事になります。

 

 

 

 

 

 

今回のきつのの件、見つかった事が何よりも良かったのですが、もう一つ、大変良かった事がありました。

 

 

 

 

お気付きの方もおられるかも知れませんが.....

 

 

 

 

 

 

それは、私の体重が誰にもバレることなく済んだ事!!

 

 

 

 

耐えた~(≧◇≦)

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虹の橋
兵庫県尼崎市瓦宮
電話番号 : 090-3949-2484


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