成猫ピノコちゃんのトライアル、生涯の自宅になりますように。

こんばんは、虹の橋です。

 

 

関西地方も梅雨に入り、尼崎は今、大雨が降っています。

 

 

 

外猫さん達、雨が上がるまで濡れない所に避難してね。

 

 

 

 

 

 

先日、保護猫シェルターに見学に来られる方々の対応のため、「保護猫ふみふみ」にお手伝いに行っていたのですが、その日もたくさんの人が来て下さいました。

 

 

 

 

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

その中に、気になる方がおられまして...

 

 

 

 

 

お一人でシェルターに来られ、年の頃なら50代後半？の男性の方です。

 

 

 

 

 

「保護猫ふみふみ」に来て下さる見学者の方々は、ご家族連れの場合が多く、こちらとしてもご家族様全員が猫ちゃんを迎えて下さるご意向を確認できる機会なので、有り難く思うところがあります。

 

 

 

 

 

でもそのせいで、迎えたい猫ちゃんの意見が合わずに家族会議が始まったり、折角来て下さったのに一旦持ち帰ってご家族で話し合い、再度ご訪問頂くこともしばしばです。（笑）

 

 

 

 

それだけ猫ちゃんを生涯の家族として迎える事を、真剣に考えて下さっている事は大変嬉しい事です。

 

 

 

 

感謝です。

 

 

 

 

 

 

そんな中で、男性お一人でのご訪問は、警戒ではありませんが、事情や背景を詮索したくなる尼崎のおばちゃんである私。

 

 

 

 

 

 

ところがその男性は、とにかく猫ちゃん達と積極的に触れ合い、ずっとずっと猫ちゃん達に構ってくれています。

 

 

 

 

見学予定時間を超えても尚、猫ちゃん達と触れ合っておられました。

 

 

 

 

 

私は大変失礼な色眼鏡で見ていた事を申し訳なく思い、深く反省をした次第です。

 

 

 

 

 

 

 

この方は、本当に猫ちゃんが大好きで、真剣に家族として迎えて下さるご意向だったのです。

 

 

 

 

 

こちらの質問や要望にも真摯にご対応下さり、猫を託す事に信用ができる方でした。

 

 

 

 

 

 

猫ちゃんの性格や家庭環境などを相談しながら、迎えて頂く猫ちゃんは成猫のピノコちゃんに決まりました。

 

 

 

 

 

そして今日、ピノコはトライアルに出発しました。

 

 

 

 

 

 

お届けをしてくれたスタッフからの連絡で、ピノコが暖かく迎えられ、フードを食べる様子も見受けられました。

 

 

 

 

 

嬉しい事です。

 

 

 

 

 

ピノコ、良かったね。

 

 

 

 

 

あなたが幸せになる事は、代表の願いでもあるのよ。

 

 

 

 

 

 

 

ピノコの保護経緯、それもまた、辛く悲しいものです。

 

 

 

 

 

 

 

ピノコの元の飼い主さんは「保護猫ふみふみ」代表の友達の方でした。

 

 

 

 

 

 

 

でした、と言う表現をするのは、その方がもうこの世にはいないからです。

 

 

 

 

 

 

代表の友達と言う事で、私も知り合いになり、数年間一緒に活動をして猫達の話も良くしていました。

 

 

 

 

 

 

 

突然の訃報。

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ40代前半だった彼女の訃報は本当に突然でした。

 

 

 

 

 

 

 

頼ってくる彼女をいつもサポートし、可愛がっていた代表の驚きと悲しみはどれほどだったか。

 

 

 

 

 

 

身寄りの少なかった彼女の葬儀に参列した代表は、憤慨とショックとやるせない思いを抱えてとても辛そうでした。

 

 

 

 

 

 

 

彼女が大切にしていたピノコは彼女の忘れ形見。

 

 

 

 

 

 

 

 

そのため、ピノコは長く譲渡対象にはなっていませんでしたが、時が経ち、ピノコにも家族や生涯のお家が必要かな？もういいのかな？　と、話す代表に、望まれる場合はその方がいいと思うと話した事があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピノコは望まれて、そして歓待されました。

 

 

 

 

 

 

ピノコの幸せは、亡くなってしまった彼女と代表の心からの願いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

穏やかな性格で、お利口さんなピノコです。

 

 

 

 

 

 

このままトライアル期間を終えて、正式譲渡になるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

里親さん、どうぞ、どうぞピノコの事をよろしくお願い致します。