保護猫活動仲間からの個別相談、救急搬送された高齢者の自宅に残された猫たちのこと。
2024/08/08
こんばんは、虹の橋です。
先ほど、宮崎県で大きな地震がありました。
津波も観測されたようです。
災害級な暑さの中での避難は大変です。
余震が起こりませんように。
被害が広がりませんように。
私がこの地震を知ったのは、発生後、暫く経ってからでした。
自転車で外出していたため、スマホのお知らせに気付かず、帰宅後に旦那から知らされました。
暑い西日に照らされながら向かっていた外出先は、ある高齢者の方のマンションです。
このマンションの部屋に3匹の猫さん達が残されています。
6月のある日、この猫さん達の飼い主の方が脳溢血で倒れ、救急搬送されました。
私とこの方は面識も繋がりもありませんでしたが、7月に入ってから、共通の猫仲間から相談が入ったのです。
話を聞いてみると、
脳溢血で運ばれ、命は取り留めたものの、現在入院中である事、そして3匹の猫を飼っており、別の友達の方が毎日お世話をしに行っている、とのお話でした。
お世話をしてくれるお友達の方がいれば、ご本人が退院するまでお願いをし、解決する話なので、私に連絡は入りません。
現に、この連絡がきたのは、倒れてから2週間以上も経ってからでした。
ですが、話には続きがあり、その方が後遺症で左半身に麻痺が残ってしまい、リハビリはしているものの、医師からは回復が難しい、と言われたそうです。
この高齢者の方は一人暮らしで、猫さん達を引き受けてくれる宛がなく、お世話をしている友達の方も「退院の見込みがあれば、それまでは通うけれど、いつになるか分からないのであれば、限界がある。」と。
私に相談をして来た猫活仲間も、高齢の父親が闘病中のため、通えない、との事です。
これは困ったぞ。
このままでは3匹の猫達が飢え死にしてしまう。
私は、保護猫シェルター「保護猫ふみふみ」の代表に相談をしました。
後日に二人で入院先の病院に面会に行き、ケースワーカーの立ち会いのもと、四人で話をしました。
猫達を放っておく訳にはいかないため、退院の見通しがつくまでシェルターで預かる方向で検討をしていたのですが、「保護猫ふみふみ」は今、仔猫ちゃんラーッシュ!!
仔猫ちゃん達の譲渡は進んでいますが、まだまだ頭数が多く、代表やスタッフ達の負担が大きい事や、猫達のストレスの観点などから、シェルターの頭数が落ち着くまで私がマンションに通って3匹の猫達のお世話をする事になったのです。
鍵を預かり、8月から毎日マンションに通ってお世話をしています。
この3匹の猫ちゃん達は7歳と8歳、大人しいお利口さんで、とても可愛いのです。
2か月近く、飼い主の方が帰って来ないので、3匹でお留守番をしています。
寂しいんでしょうね。
私が行くと、「ニャーン」と鳴きながら玄関まで駆け寄って来ます。
初対面の時からそうでした。
可哀想で、私はおもちゃを持ち込み、一緒に遊んだり、色々話しかけたりしています。
今日はブラッシングをしました。
気持ち良さそうにゴロゴロと喉を鳴らす様子を動画に撮り、尼崎にある、飼い主の方の入院先に行ってそれを見てもらいました。
飼い主の方は涙を流して何度もお礼を言い、「あの子達と暮らすためにリハビリを頑張っている」と。
早く飼い主の方と猫ちゃん達を会わせてあげたいです。
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虹の橋
兵庫県尼崎市瓦宮
電話番号 : 090-3949-2484
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