保護猫シェルターに行った悲しい理由と、みんなに愛されただんごちゃんを想うみんなの温かい想い。②
2024/09/26
こんばんは、虹の橋です。
秋分の日を過ぎて、尼崎にもいよいよ秋が来るなぁと、思っていたら、なんのなんの今日もめちゃくちゃ暑かったです。
涼しいのは、まだ夜だけですね。
前回の続きです。
もう少し、だんごちゃんのお話をさせて下さい。
だんごちゃんは細身のスレンダーな体型をしていて、大きなクリクリの目が印象的な、何とも可愛い仔猫ちゃんです。
あの、立つ事も歩く事も出来なかった、生命さえ危ぶまれた子が、シェルターの中を走り回っている姿には、代表をはじめ、私たちスタッフにも感慨深いものがありました。
若干の障害は残っていましたが、日常生活に問題はなく、皆が預かりスタッフご夫妻への感謝を口にし、このまま譲渡対象の猫になるんじゃないかとさえ思うほど良い状態でした。
しかし、「保護猫ふみふみ」代表には懸念がありました。
「もしかするとFIPを発症する可能性があるかも知れない」
根拠や確証はありませんが、
「譲渡に出すにはリスクがあるからシェルターの子にしようと思う」と。
私は、だんごちゃんがこの保護猫シェルターを卒業する事がない事を正直嬉しく思ってしまいました。
それほど愛らしく、可愛いだんごちゃんなのです。
確かに、譲渡に出す事には不安があったので、代表の考えは最良の選択でしょう。
ずっとこの「保護猫ふみふみ」にいるのであれば、だんごちゃんに会いたい時にはいつでも会える♡♡♡
ゆっくりと成長を見守る事ができると思っていました。
「保護猫ふみふみ」は保護猫シェルターなので、猫達の出入りが頻繫です。
たくさんの猫達がやって来ますが、また、たくさんの猫達が卒業して行きます。
土日にはたくさんの里親候補の方々が「保護猫ふみふみ」に見学に来てくれます。
猫達に幸せキップが届き、望まれて大切にされ、幸せになる事は大変嬉しい事で、
何ならそれのためだけに、私たちは活動をしているのですが、
たまに、
「最後に会いたかったー!」
という事があります。
ちょっとシェルターに行く間が空くと、
「あれ? あの子は?」
「もう、トライアルに行ったよ」
「えー!?」
となる事があるのです。
そんな時は、ただただその子の幸せを願い、里親さんからの幸せ報告をひたすら待つのです。(笑)
「保護猫ふみふみ」にとどまる事になるであろうだんごちゃんは、これまた「保護猫ふみふみ」の猫であるお兄ちゃん猫の「レオ」君とも仲良し♡
スタッフのみんなに可愛がられているあなたにはあなたの幸せがあるよ。
そんなだんごちゃんでしたが、ある日「保護猫ふみふみ」Tiktokライブ配信を見ていると、何だかいつもの元気がないようです。
(ん? お腹が膨らんでいる?)
熱も出ているようで、代表はFIPを疑い、病院へ。
正確な診断結果を待たずにいきなりの重症診断とその症状。
だんごちゃんは、あまりにも早いスピードで悪化していきます。
スタッフLINEが騒々しくなりましたが、措置や治療が追い付かず、だんごちゃんはあっという間に逝ってしまいました。
まだ生後5ヶ月でした。
残念過ぎて残念過ぎて、可哀想で悲しくて、感情と能の考えが一致せず、なかなか気持ちの整理ができませんでした。
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虹の橋
兵庫県尼崎市瓦宮
電話番号 : 090-3949-2484
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