猫の出張譲渡会、たくさん届いた幸せキップとまたしてもFIPが。
2024/11/25
こんばんは、虹の橋です。
少し気温が低かった土曜日に、ホームズ尼崎店さんで保護猫の出張譲渡会がありました。
ホームズ尼崎店さん、いつも準備をありがとうございます。
今回も仔猫ちゃんが多く、幸せキップを掴むべく、私もお手伝いに行って来ました。
譲渡会でご縁が繋がり、トライアルを経て猫達を家族に迎えて下さる事になった場合、「保護猫ふみふみ」ではその里親さんと正式譲渡誓約を交わします。
その際には、それぞれ1匹ずつの譲渡ファイルを用意し、最後まで大切に飼養頂く事の最終確認や、初めて猫を迎えて下さる方々には、脱走対策や病院の案内などをアドバイスさせて頂いています。
その正式譲渡誓約は、保護猫シェルター「保護猫ふみふみ」か、譲渡会場で行っているのですが、この日用意した譲渡ファイルは6冊です。
たくさんの幸せキップ。
とても嬉しい事です。
里親の皆様、猫達の事を末永く、どうぞよろしくお願い致します。
午後1時から始まる譲渡会、私が担当している面談ブースの準備をしていると、猫達のケージブースがざわざわと。
何事かと行ってみると、"しゃけ"のお腹が膨らんでいる、おかしい、もしかしてこれはFIPじゃないか?
みんな、え⁈ となりました。
ですが、しゃけは譲渡会に参加できるほど普通の状態でした。
なのに急に?
しゃけを見てもしんどそうな様子は見受けられません。
ですが、しゃけの兄弟のチーズが現在FIPの治療中です。
まさかしゃけも......。
用心をして、しゃけの参加は取りやめに。
直ぐに病院に連れて行きたいのですが、午前の診察時間が終わっていました。
譲渡会が終わり、午後5時からの診察で診てもらうために、私がしゃけを病院に連れて行きました。
待合室でも診察室でも、しゃけは特にしんどそうな様子もなく、普通にしていたのですが、膨れたお腹を調べてみるとかなりな量の腹水が確認されました。
黄疸も出ており、院長先生は、「ほぼFIPで間違いないと思います。しかも症状が激しいです。」と。
「保護猫ふみふみ」の代表が服薬の話をしていましたが、今すぐ注射をする方が良いと言う先生の判断で注射をしてもらいました。
やっぱりFIPだったのかーーー。
しゃけで5匹目になりました。
治療中の子は目が離せないため、「保護猫ふみふみ」の事務所で管理とお世話をしているのですが、FIPが5匹ともなると、手狭な事や他の猫達への影響も考えなければならず、代表は隔離部屋の設置を検討し始めました。
ですが、昨日の日曜日はシェルター見学者の方々の予約がたくさん入っていて、大規模な部屋替えは難しい気が。
しかもお手伝いメンバー表を見ると、スタッフが少なーい。(T_T)
見学者の方の案内だけでもスタッフが足りないと思い、私も午後から「保護猫ふみふみ」に行きました。
すると、たくさんのスタッフがいるではありませんか!
みんなシェルターの手薄を心配して来てくれたり、朝のお掃除のあとに残ってくれていたのです。
私、来なくても良かったかもと思いましたが、なんのなんの、次から次に見学者の方々が来られ、シェルターはずっと満員御礼の状態だったので行ってて良かったです。
そして最後の方が帰られたあと、みんなで部屋替えが始まりましたが、その時、突然しゃけが大量に吐きました。
これはヤバい!!!
症状が重いため、しゃけは入院する話が出ていたのですが、これは待ったなしです。
部屋替えは他のスタッフ達に任せ、しゃけを病院に運びました。
状態を伝え、しゃけはそのまま入院になりました。
まだ夕方だったので、「保護猫ふみふみ」に戻る事もできたのですが、何だか気が落ち込んでしまい、何度もため息をつきながら家に帰ってしまいました。
しゃけ、
FIPなんか早くやっつけて、元気になってシェルターに帰っておいでね。
みんなが待ってるからね。
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虹の橋
兵庫県尼崎市瓦宮
電話番号 : 090-3949-2484
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