兄の出張と母の入院が重なり、自宅に残された猫達のお世話に行っていました。
2024/12/02
こんばんは、虹の橋です。
12月になりましたね。
でも尼崎は今日も寒くなかったです。
1年って本当に早いなぁと思いますが、それは年齢のせいでしょうか?
先月の上旬の事です。
私の母が手術をするためしばらく入院をすることになりました。
母は兄と暮らしており、現在2匹の猫を飼っています。
母と兄(と、当時はまだ未婚だった妹も)は約29年前の阪神淡路大震災で被災し、住宅全壊の罹災証明書が発行されたため、数年後に新築で建てられた公営住宅に入居する事ができたのですが、公団は基本的にペットの飼育は禁止されています。
当然、最初は猫を飼っていなかったのですが、妹が結婚をして家を出て、妊娠が分かった時に妊娠中だけその家で飼っていた猫を預かる事になったのです。
いいの? 大丈夫? と思いましたが、まぁ期間限定と言う事と、注意を受けたら返せば良いだけの事なので、その猫は母と兄の所にやって来ました。
とても大人しい猫で、そこでは問題なく暮らしていたのですが...
その猫を可愛がっているうちに懐かれた兄が、完全に引き取りたい事と、更に新たな猫を迎えたい、そして堂々と飼いたいからペットOK住宅に引っ越したい、と言う話が出ました。
まぁペット飼育禁止の公団なので、違反はいけないしなぁ...。
でも、この新築で入居した尼崎にある公団は分譲マンションのような立派な建物で、公団なのにエントランスもあり、当時としては珍しいバリアフリー仕様の住宅でした。
被災者向けの安い家賃設定で間取りも広い。
これから母も年を取る事を考えると、元々のバリアフリー仕様は有難いし、費用を考えると退去するのは勿体無いなぁと思いました。
が、猫を飼いたい兄は引っ越しを望んでいます。
母も動物が好きで、ウチには私が子供の頃から、犬、猫、ウサギ、リスなど、ずっと動物がいました。
母が何度も仔猫を拾ってきたり、カメがたくさんの卵を産んだ事も覚えています。
ですが、バリアフリーでエレベーター完備の住宅だから良く考えた方がいいと言いましたが、2人はすんなりと公団を解約し、ペット飼育OK住宅である私が住む集合住宅に引っ越してきました。
もう10年以上も前の事ですが。
そして当時に私が町内で保護をした仔猫2匹を迎え、その猫達は今も元気にしています。(公団にいた猫は数年前に18歳で亡くなり、ペット火葬で見送りました)
母と兄に可愛がられているこの2匹ですが、そのうちの1匹"オレオ"はとても扱い辛い猫です。
以前に少し書いた事がありますが、このオレオはなかなか凶暴な猫で、兄にしか懐いていません。
私や妹は触る事もできないのです。(笑)
母が入院をする間は兄が猫達のお世話をするので何も問題はありませんが、兄は仕事で出張に行く事が多く、母の入院中にも出張が入り、私と妹に2匹のお世話依頼が入りました。
同じ建物内で近いし、2匹のお世話は全然OKなのですが、今回はちょっと気になる事が。
兄は10月にも約1ヶ月ほど沖縄出張に行っていました。
その間にオレオが家に帰って来ない兄に腹を立てていたようです。
やっと帰ってきた兄を無視し、拗ねてコミュニケーション拒否をしていると聞きました。(笑)
まぁそれも数日の事だろうと思っていたのですが、怒りでストレスが爆発したのか、オレオは兄のパソコンに粗相をしました。
オレオを𠮟る兄に、ウーーッ!と唸り、2人の関係性は最悪なものに。
パソコンが壊れてしまったので新調し、何とかオレオと和解をした矢先にまた兄の出張です。
今回は仙台に1週間との事で、母もまだ入院中なので、人の気配が無い家で1週間、二人だけで大丈夫か?
それが私の気になるところでした。
勿論、朝も夜間も様子を見に行きましたが、2人は全く出てきません。(T_T)
幸いご飯もおやつもしっかり食べており、トイレの確認もできているので元気である事は分かっていました。
すると、4日目の夜間に様子を見に行くと、なんとオレオが私の目の前に姿を現しました。
こんな事は初めてです。
よほど寂しかったのでしょう。
可哀想になりました。
「あと二日で帰って来るよ。」と言ってもオレオには分かる訳がないよね。
もう少しの辛抱だよ。
もう1匹の猫"ピーチェ"も一度だけ出てきましたが、母にベッタリのピーチェも拗ねているようでした。
兄が帰宅する翌日に母が退院します。
あと2日なのに今度はピーチェに寂しいストレスからか、トイレの問題が。
何とか対応し、兄の帰宅日になりました。
そのままウチに来た兄に2匹の様子を説明し、ご機嫌取りをしっかりするように言いました。
兄が帰って来て一安心ですが、はたして2匹は許してくれるのか。
気になるところでしたが翌日には母も無事に退院し、ピーチェも落ち着いたようです。 良かった。
人と同じで、猫にも寂しいや嬉しいなど、感情があります。
怒るだけでなく、拗ねると言う事もします。
ウチの猫達も何か失敗をしたら、ヤバッ!という表情で逃げていくし、足を踏み外した時など照れ隠しをして誤魔化そうとする姿には笑ってしまいます。
私が昔から思っている事があるのですが、猫は毛を逆立てたり、シャーーッ!と言って、明らかな怒りを表現しますが、どうして笑う事ができないのだろう。
猫がお腹を抱えて笑う姿を見てみたい、と本当によく思います。
そうなれば、猫との暮らしがもっともっと楽しいものになりますよね。(笑)
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虹の橋
兵庫県尼崎市瓦宮
電話番号 : 090-3949-2484
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