虹の橋

個別相談のその後、自宅に残された猫達に届いた幸せキップとその幸せを願う辛い思い。

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個別相談のその後、自宅に残された猫達に届いた幸せキップとその幸せを願う辛い思い。

個別相談のその後、自宅に残された猫達に届いた幸せキップとその幸せを願う辛い思い。

2024/12/12

こんばんは、虹の橋です。

 

 

 

 

 

今日の尼崎は寒い寒い一日でした。

 

 

ブー太郎は元気にお散歩していましたが、他の外猫さん達は大丈夫かなぁ...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、成猫さんのトライアルや譲渡について書かせて頂きましたが、もう一件、成猫さん達の正式譲渡が決まった案件がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今夏、突然の病で倒れて救急搬送され、そのまま入院になってしまった飼い主さんの猫さん達です。

 

 

 

 

 

自宅に残された3匹の猫達のお世話をしながら帰りを待っていましたが、前にもお話しした通り、身体が不自由になってしまった為、一度も自宅に帰れずマンションは退去措置、そして来月に入院中の病院からそのまま施設に入る事が決まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飼養ができなくなった猫達の所有権放棄の手続きをして、泣く泣く猫達を手放したのですが、諦め切れない飼い主さんは退院をして再度、猫達を引き取る意向でした。

 

 

 

 

 

勿論その時に猫達を引き取る事が可能な状態であれば、引き渡し、それが一番良い形です。

 

 

 

 

 

 

 

 

この猫達は8歳と9歳で、正直なところ、中々譲渡が難しい年齢でもあるため、譲渡希望が入らない事は充分に考えられるので、一縷の望みとしてそれを励みに飼い主さんはリハビリを頑張っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所有権の移行で、猫達を引き受けて下さった猫カフェに猫を移動させ、大変だったマンションの完全退去手続きを終えた私はその飼い主さんとはもう接点がなくなる事になるのですが、あまりにも不憫な状況に「それではさようなら。」と言う事ができず、退去時に処分されるはずの荷物を預かり、先行きが決まるまではと、今も連絡を取っています。

 

 

 

 

 

 

 

電話で話す度に「猫はまだいますか?」と聞かれ、「まだいますよ。」と伝えていたのですが、とうとう2匹の猫達に里親希望の方が現れ、トライアルを経て先日、正式譲渡になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは大変喜ばしい事なのですが、猫達を迎えに行く気でいる元の飼い主さんにどう伝えるかを保護猫シェルター「保護猫ふみふみ」の代表と悩みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すでに所有権放棄の手続きを済ませているので、知らせる必要はないと言えばないのですが、常に猫達を心配し、呼び戻すつもりでいる飼い主さんにはきちんと説明をする事が必要ですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「保護猫ふみふみ」代表と悩んでいたところ、飼い主さんから私に電話がかかってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「猫達、譲渡されたんですね」と、いきなりの話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え? 

 

どうしてその事を知ってるの!?

 

 

 

 

 

 

 

 

倒れて病院に運ばれてから一歩も外に出ていない飼い主さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

どこからどうやってその事を知ったのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その経緯とは―――――。

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