個別相談のその後、自宅に残された猫達に届いた幸せキップとその幸せを願う辛い思い。②
2024/12/13
こんばんは、虹の橋です。
前日の天気予報で、今日は冷え込むと言っていた情報を鵜吞みにし、ガッツリと着込んでペット火葬に行ってきましたが、逆に全然寒くなかったです。
お見送りでは、風邪で寝込んでいた息子さんも参加して下さり、皆さんに見送ってもらえた猫さんは安心して旅立つ事ができたと思います。
息子さん、体調が悪い中、ありがとうございました。
猫さん、どうぞ安らかに眠って下さい。
昨日の続きになります。
元の飼い主さんが猫達の譲渡を知った経緯、それは.....
この3匹の猫達を引き受けてくれた猫カフェは、尼崎のお隣の市にあり、有名ユーチューバーの方が運営する店舗で、その様子がYouTubeで配信されています。
私もそれは勿論知っていたのですが、元の飼い主さんは高齢の方で、携帯電話もガラケーを使用しており、LINEもしていないため、YouTubeなどのSNS情報を得る事は難しいと思っていました。
ところがところが、そもそも私にこの相談案件を持って来た方(飼い主さんの猫仲間)が、たまたまYouTubeの配信を見て、あの3匹だと気付き、飼い主さんに連絡をした。
と言う事でした。
そっちからか――。
私はその電話で、3匹の内の2匹を迎えてくれた新しい飼い主の方は、とても良い方で、猫達を迎えるために費用を掛けて自宅を猫仕様に整えてくれた事、そして猫達は大切にされている事を伝えました。
飼い主さんは泣いていましたが、
「ありがとうございました。」
と言われました。
倒れてから半年が経とうとしています。
身体がなかなか元には戻らない事を受け入れようとしているのか、後見人が付き、施設への入所が決定したからか...
私への恨み節は一切なく、ただただ泣きながら、私と「保護猫ふみふみ」代表へのお礼の言葉を繰り返し繰り返し言われました。
仕方のない事とは言え、何とも言えない思いがし、こんな思いをするのはもう二度と嫌だと思いました。
この飼い主さんは何の前触れもなく、ある日突然、自分よりも大切にしていた猫達と生き別れてしまう事になりました。
どんなに猫達の事を心配し、そして安じ、一目会いたいと願った事でしょう。
消灯後の夜間、毎晩病室で声を殺して泣いていたかも知れません。
この飼い主さんは、譲渡された2匹の猫達と8年も一緒に暮らしていたもう1匹の猫の事を、
「一人になってしまって寂しい思いをしているのではないか」と心配をしていました。
なので、
決して溢れた訳ではない事と、カフェの仲間たちと仲良くしている事、仔猫ちゃんの面倒を良く見てくれる優しいお姉さん猫になっている事を伝え、安心をしてもらいました。
この3匹は、とにかく穏やかで賢く、そして甘えっ子な本当に可愛い子たちで、9歳という年齢でも譲渡希望がある事に納得ができる程のお利口な猫さん達でした。
大事にされ、目一杯の愛情をかけてもらっていたのでしょう。
今回の事、つらい現実に複雑な気持ちにはなりましたが、
真夏にマンションの一室に置き去りになってしまった猫達が、命を落とす事なく、幸せで安全に暮らせている事に感謝をしたいと思います。
関わってくれた全ての方々に、心から御礼申し上げます。
ありがとうございました。
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虹の橋
兵庫県尼崎市瓦宮
電話番号 : 090-3949-2484
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