自宅で飼い主さんの帰りを待っていた猫さん、分かっているのかも知れません。⑥
2025/03/13
※写真はベランダに住み着いているブー太郎です。暖かい日差しが気持ち良さそう(笑)
こんばんは、虹の橋です。
昨日も今日も、尼崎は春を感じる暖かな日でした。
ベランダのブー太郎もご機嫌良しです。 話しかけると「シャー!」と言いますが (T_T)
前回の続きです。
今日は暖かかったせいか、お世話に通っている猫さんも、電気カーペットから降りていました。
夜間の冷えに備えてボリュームを大にしているのですが、お昼間は暑いくらいなのかな?
亡くなってしまった飼い主さんの銀行口座が凍結されてしまうと、電気代の引き落としができずに電気の供給が止まってしまいます。
それまでに猫さんを移動させなければ。
何よりも、猫さんが独りぼっちな事が可哀想で可哀想で、早く何とかしてあげたいのですが、まだご親族の方からは連絡がありません。
色々な手続きに追われて大変なのではと思うと、中々こちらからの頻繫な連絡は躊躇してしまいます。
猫さんは私に良く慣れてくれているし、可愛いし、1匹だけなので単直に私が引き取って連れて帰れば良い話なのですが、それができない理由がありまして.....。
ウチには今、4匹のニャンコ達がいます。
これまでマックスで13匹を飼養していたので、4匹が5匹になるくらいなんてことないのですが、それは数が許されるだけの事であって、状況が許してくれないのです。
ウチにいる4匹中の3匹は13年前、赤ちゃんの時に保護をした子達です。
3匹とも別々の経緯で保護をしたのですが、その内の1匹、白キジ猫の"シュリ"ちゃん。
この子がネックになってしまうのです。
シュリの保護経緯ですが、この子は私の同級生の娘さん(当時は高校生)が外でお世話をして面倒を見ていた子でした。
独りぼっちの仔猫を見つけて可哀想に思い連れて帰りたかったものの、同級生宅では犬を飼っていたので言い出す事ができず、自宅の傍の空き地に繋いでお世話をしていたのです。
それを知った私の同級生が、猫の事だから私に!と相談がきたのです。
直ぐに現認に行きました。
そこで私が見たもの。 それはーーーー。
カラスに襲われながら必死に抵抗している仔猫ちゃんでした。
リードに繋がれている仔猫ちゃんはカラスから逃げる事はできません。
直ぐにカラスを追い払い、仔猫を保護しました。
リードに繋がれていた理由は、同級生の娘さんが学校に行っている間にいなくなってしまわないように、という事でした。
娘さんなりに考えた事でした。
段ボールで作った小屋も置かれており、ピザ屋さんでバイトをしたお給料で仔猫ちゃんのご飯を買い、コッソリとお世話をしていたのです。
学校に行っている間にカラスに襲われていたという事を本人は知らなかったのですが、高校生です。
やり方はどうであれ、仔猫ちゃんを放っておけず、慈しみ、自分が助けてあげなければという優しい心を持った子です。
保護をした仔猫ちゃんは目から血が出ていました。
(これは失明レベルだ)と思い、そのまま直ぐに病院に運びましたが、やはり獣医師からは、
「水晶体がやられている。視力の回復はできない」と言われました。
私が見ただけでも眼球が潰れている事が分かったのですが、もしや万一と思いましたが、片目が残った事、そして何よりも命が助かった事、それを良かったと思いました。
続きます。
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虹の橋
兵庫県尼崎市瓦宮
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