繋がった仔猫ちゃんの命

こんにちは、虹の橋です。

 

先週土日の活動で、気温差がありすぎたせいか、風邪をひいてしまいました。

熱や咳は全くないものの、鼻水がすごくて鼻のまわりがカピカピです。

 

 

一昨日の夜間、所属している尼崎の動物愛護団体のメンバーからグループラインが入りました。

 

内容は、かつての里親さんから連絡があり、ケガをした仔猫を保護したけれど、検査で猫エイズと白血病が陽性だった。自宅に３匹の猫がいるため、この子を保護することができません。引き受けてくれるところをご存知ありませんか？というものです。

 

ただでさえ、日頃から里親探しをしているのに、Wキャリアの猫ちゃんとは、大変になりそうです。

 

すぐにメンバーから次々と折り返しのラインが入ります。

 

現在の病状と状況を聞き、それぞれ動き出します。

 

私も心当たりのある預かりさんがいたので、連絡をしてみるよう伝えました。

 

 

今は治療で入院しているという仔猫ちゃん。病気の確定でさらに医療費用もかかることになるので、里親探しは難しいかも知れません。

 

ですが、ケガをした状態で急に冷え込んだ中、仔猫一人で良く頑張りました。

 

何とかして幸せキップを掴めるよう、みんなで連絡を取り合います。

 

 

 

思っていたよりも早く事態が動きました。

 

「引き受け先が見つかった！！」

 

マジか！！　たった２日で！？

 

 

その連絡と一緒に仔猫ちゃんの動画が送られてきました。

 

目の周りの病状が痛々しいですが、小さくてカワイイ茶トラ君です。

 

元気いっぱい、やんちゃそうなその子は、キャリアではあるものの、発症はしていない、目の周りも治るし、猫エイズも陰転する可能性があると。

 

最初の報告が絶望的だったので、何とも嬉しい知らせでした。

 

引き受けを申し出てくれた方は、かつて白血病キャリアの猫ちゃんを飼っていたと言う方で、その子はなんと、発病せずに23歳まで生きてくれたそうです。すごい！

 

猫エイズや白血病はキャリアであっても発病しないことも多く、普通の生活を送っている猫ちゃんがたくさんいます。

 

ただ、稀に同居猫に移ってしまう事があったり、発病した時の治療費用、何より病気や治療で苦しむ猫の姿は見たくないと誰もが思うので、キャリアの猫ちゃんの里親探しはなかなかハードルが高い現実があります。

 

そんな中で今回のこと、引き受けてくれた里親さんには感謝しかありません。

 

ありがとうございます。

 

動画には、茶トラ君を抱っこしてナデナデしている里親さんが一緒に写っています。

 

優しそうな里親さん、どうぞよろしくお願い致します。名前が決まったら教えてくださいね。

 

 

短期間で一件落着。良かった。

 

あちこちに連絡しまくったメンバーの皆さん、お疲れ様でした。

 

 

ウチのメンバーとシェルターのメンバーは行動力と団結心がすごいです。

 

心強い大事な仲間です。

 

これからもよろしくお願い致します。