虹の橋

保護猫シェルター、連日の出張火葬と脱走案件、個別相談も入り、てんてこ舞いでした。その4

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保護猫シェルター、連日の出張火葬と脱走案件、個別相談も入り、てんてこ舞いでした。その4

保護猫シェルター、連日の出張火葬と脱走案件、個別相談も入り、てんてこ舞いでした。その4

2024/05/27

こんばんは、虹の橋です。

 

 

本当に大変だった今回のお話は、今日でやっと終わりますが、保護猫シェルター「保護猫ふみふみ」にはこれを書いている間にも、どんどんと仔猫ちゃんの相談案件がきています。なかなか大変です。

 

 

 

 

 

 

確保することが出来たきつのを屋根裏から降ろし、保護猫シェルターに向かうスタッフたちと、尼崎のとある公園で合流しました。

 

 

 

きつのの捜索をしている時に、ママ猫と仔猫がいるとの相談電話が入り、この公園にリサーチをしに来たのですが、直ぐに姿を確認する事ができ、きつの用に用意をした捕獲器も複数台持っていたので、そのまま立ち会いして捕獲をする事になりました。

 

 

 

 

ママ猫さんと生後2ヶ月ほどの仔猫ちゃんが3匹います。

 

 

 

 

すんなりと2匹の仔猫ちゃんが捕まりました。

 

 

 

 

残りはママ猫さんと仔猫ちゃん1匹ですが、目の前で捕獲された様子を見ていたからか、2匹とも警戒しだし、捕獲器に近づかなくなりました。

 

 

 

 

夕方から始めた捕獲ですが、夜間になってしまったので、今夜は撤収して、翌日に仕切り直す事にしました。

 

 

仔猫ちゃんだけでは置いていく事はできませんが、ママ猫さんがいるので大丈夫です。

 

 

 

 

 

 

翌日、公園に向かうと、シェルターのスタッフと代表がおり、すでにママ猫さんが捕獲されていました。

 

 

 

 

別の運搬スタッフがそのままママ猫さんをTNRの病院に持ち込みます。

 

 

 

 

あとは仔猫ちゃん1匹だけです。

 

 

 

 

捕まるのも時間の問題だろうと、余裕の雑談をしながら仔猫ちゃんを見守ります。

 

 

 

 

が、なかなか入りません。

 

 

 

 

この日は朝から雨が降っていました。

 

 

春の雨なので、冷たくも寒くもないのですが、公園は砂地なので、歩き回っているうちに、

足元がぐちょぐちょになりました。

 

 

 

 

お昼を過ぎてもまだ捕まえる事ができません。

 

 

 

 

様子を見に近づくと、仔猫ちゃんが公園内に設置されている物置小屋に逃げ入りました。

 

 

 

やった! 小屋に閉じ込める事ができたので、中に捕獲器を仕掛けたらOKだ!

 

 

 

 

再度、捕獲器を仕掛け直し、待機します。

 

 

 

 

今度こそ時間の問題なのですが、夕方になり、会社帰りのスタッフも様子を見に来てくれました。

 

 

 

 

ですがどんどん時間だけが過ぎていき、雨も止まずに夜になってしまいました。

 

 

 

 

「あまりにも入らなさすぎない?」

 

「でも、今日中には捕まるでしょ」

 

 

などと話しているうちに夜間になり、気温が下がりはじめました。

 

 

 

 

傘は挿していますが、朝から降り続く雨のせいで髪も服も濡れています。

 

 

 

 

5月の下旬に近いのに、この日は何故か、冷え込みました。

 

 

特に足元がびちゃびちゃで冷たく、身体も冷えてしまい、代表も寒い、寒い、と。

 

 

 

 

朝食を食べたきり、何も食べていません。

 

寒さと空腹、眠さにまで襲われ体力が奪われていきます。

 

 

 

 

昨夜はママ猫さんがいたので撤収しましたが、朝にママ猫さんを捕獲してしまったので、この雨の中、仔猫ちゃんだけを残していく事はできません。

 

 

仔猫ちゃんを捕獲するまで帰る事はできないのです。

 

 

 

 

寒さでブルブル震え、代表と私のお腹が交互にグーグーと鳴り出すあまりの長丁場で、スマホのバッテリーも無くなり、他のスタッフにSOSを出しました。

 

 

 

夜中にも関わらず、雨の中を助けに来てくれたスタッフたち、ありがとう。

 

 

 

 

 

それにしても、何故、仔猫ちゃんは捕獲器に入らないのか?

 

 

 

 

 

なんと、物置小屋の中にいると思っていた仔猫ちゃんは、小屋から脱出していたのです。

 

 

 

 

 

マジかー。

 

これはマズイ。

 

 

 

 

小さな仔猫ちゃん、小屋から出たのであれば、私たちでも寒いのに、仔猫ちゃんはもっと厳しいでしょう。

 

ママ猫さんも兄弟たちもいなくて一人ぼっち。

 

お腹も空いて、雨にも濡れているかも知れない。

 

 

 

 

焦りましたが、私は翌日に仕事が入っていました。

 

 

 

夜中になってもなかなか家に帰って来ない私を心配した旦那が電話をかけてきたので、それを心配した代表が私を家に帰してくれました。

 

 

 

 

助けに来てくれたもう一人のスタッフも3時に帰したそうです。

 

 

 

 

代表は一人、雨の中、公園で野宿をしました。

 

 

 

 

 

翌朝に来てくれた別のスタッフが、隅に追い込んだ仔猫ちゃんを捕まえてくれて、この件は解決しましたが、本当に本当に大変でした。

 

 

 

 

持病持ちの代表、今回の激務、大変お疲れ様でした。

 

暗闇の公園での野宿は怖かったと話していました。

 

 

 

 

 

今回の事で、お外で暮らす猫さん達の大変さが身に染みました。

 

やはり、外猫さんの環境は過酷です。

 

 

保護猫活動をしてTNRを進めて行かなければならないです。

 

 

 

 

 

保護された3匹の仔猫ちゃん達は今、「保護猫ふみふみ」にいます。

 

 

みんな元気です。

 

 

 

協力してくれたスタッフ、助けてくれたスタッフ、そして代表、ありがとうございました。

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兵庫県尼崎市瓦宮
電話番号 : 090-3949-2484


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