自宅で倒れ救急搬送された母と、お世話に行っている猫さんの飼い主さんの面会に行って来ました。②
2025/01/24
こんばんは、虹の橋です。
今日も尼崎はお昼間が暖かく、動きやすい気温でした。
外猫さん達も気持ち良くお昼寝ができているといいな。(*^^*)
母と死神のお話ですが、長くなってしまい、今回は前振りのお話になります。
今現在、入院中の母ですが、実は去年の4月1日、エイプリルフールにも救急搬送されています。
半年以上前のお話ですが、
その日の午後、私は保護猫シェルター「保護猫ふみふみ」にいました。
雑用をしている時、スマホが鳴りました。見ると母からです。
「はい、もしもし?」
「苦しい、胸が苦しい....」
「は? 今どこ?」
「家...」
「すぐ救急車を呼んで! 今すぐ!!」
平日で、母と同居している兄は会社に行っている為、家にはいません。
私が今、どんなに急いで帰っても、保護猫ふみふみからは30分以上の時間がかかります。
救急車を要請する方が遥かに早い。
でも、一人で対応できるのか、救急車が到着するまでに意識を失うかも知れない。
だけどとにかく今は救急車を要請する事が必要だと思い、
「今すぐ玄関の外に出て救急車を呼んで!」
と言い、電話を切りました。
私は、パニックです。
直ぐに近居の妹宅に電話をしました。
たまたま大学が休みの、甥っ子1号と3号がいました。
「今から直ぐにマミーの家に行って! マミーが苦しいって救急車を呼んだから! そのまま立ち会いで付き添って病院が決まったら連絡して! 直ぐに向かうから!」
「え⁈ え⁈ 何それ⁈ 分かった!」
※ 母はお婆ちゃんですが、みんなからマミーと呼ばれています。
甥っ子達も、私の旦那も私の友達も、みんな母の事をマミーと呼んでいます。
運ばれる病院が分かるまで、私は保護猫ふみふみから動けない状態です。
取り敢えず、会社に行っている兄と妹に今の状況の連絡をしました。
慌てた二人は直ぐに早退手続きをしたようです。
数十分後、甥っ子1号から電話がきました。
「1号! どんな状況⁈」
「尼崎総合医療センターに運ばれた。救急車の中では喋ってたから大丈夫と思う。」
「そうか、ありがとうな、ふみふみから近いから直ぐに行くわ。」
甥っ子1号の大丈夫と思うと言う事を聞いた私は、兄と妹に、大した事はなさそうで私が行くから早退の必要はないと2人に連絡をしました。
が、
その直ぐ後に、1号から、
「マミーヤバかったみたい! かなり危ないって言われた!! 急に何かいっぱい署名してって言われて何枚も出された紙に名前書いたけどこれいいん⁈ これ大丈夫なん⁈」
大学生で社会経験がまだまだ少ない甥っ子に、一人で恐い思いをさせてしまいました。
(おい、マミーよ、目に入れても痛くないほど、めちゃめちゃ可愛がっている1号にこんな思いをさせた事をいっぱい反省しろよ)
「大丈夫大丈夫。書いてくれてありがとうな。もう着くから。」
1号と合流した時に、高度救命措置を受ける為に移動をしたマミーを一瞬見ましたが、挿管された顔は歪み、土色に紫色が混ざったような異様な顔色をしていました。
あーー......。 これ無理なやつかも。
そう思いました。
あ、忘れてた!
早退の必要はないと連絡をした兄と妹に、早退取り消しの連絡をしないと。
ですがもう2人は会社を早退をしてこちらに向かっていました。
臨終の死に際には間に合うという事はそういう事か。
と思いましたが、母は懸命な措置を施してもらえたおかげで何とか一命を取り止め、心臓は動いているという状態でした。
え? マミー助かるの?
分からないまま数日が過ぎましたが、母はなんと意識を取り戻しました。
コロナの事もあり、色々と制限はありましたが、母と話す事ができるようになった時に、兄と妹が面会に行きました。
妹は母の様態が気になりながらも、他にも気になっていた事があり、母に聞きました。
引っ張ってすみません、思いの外、長くなってしまいました。
次回に続きます。
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虹の橋
兵庫県尼崎市瓦宮
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